印西通信 2021/08/03

【デイケア通信】第9回　園芸療法

猛暑が続くと思えば急な大雨が降ったりと気候の変動が激しい毎日が続いていますね。
そのお陰で？病院の敷地に生えている植物はどんどん大きくなっています。

デイケアで行われている園芸療法では、そのような植物を使ってお世話をすることで心身が健康になることを目指しています。
今回はレクリエーションの一環として行われている集団園芸で制作した、暑い夏にぴったりの涼しげな作品をご紹介します。

かすみ草でドライフラワー作り

かすみ草にインクを垂らした水を吸わせると、かすみ草がインクの色に染まるのをご存知ですか？
利用者の皆さんがそれぞれ好きな色でインクを吸わせて乾かし、カラフルなドライフラワーを作りました。

蒸し暑い日でも爽やかな気分になれるようなハーバリウム作りをしました。
瓶の中に植物などを思い思いに詰めて、最後にオイルを入れて完成です。
上記でご紹介したかすみ草も使用しました。

ジェリーボールは高い水分保持性能を有する保水材で、植物の栽培にも使えるカラフルで涼やかな見た目のボールです。
このジェリーボールを入れた瓶に病院の花壇に早々と咲いたコスモスを生けて、フラワーアレンジメントを作りました。

今回の作品に使った材料は100円ショップで揃うものばかりなので、利用者の皆さんが「家でもやってみようかな」とお話しされていました。
ご自宅でも植物を育てたり眺める事で継続的なリハビリに繋がりますので、ぜひ続けて頂きたいと思います！